MELAPRO通信#7【AEWRevolution2022】
今回はAEWからRevolution2022をレビュー。
【レイラハーシュ対クリススタットランダー】
シンプルなヒール対ベビーの構図でこの抗争自体好きだったんですがオープニングとしても興行の掴みとしてもなかなかの出来だったんじゃないかと思います。
ハーシュはAEWであと1歩突き抜けないイメージがあったのでこれを気にブレイクして欲しいところ、そしてクリスタにもこのことは思っているので2人とも頑張って……
☆☆2、92
【HOOK対QTマーシャル】
HOOKは独特な色気があって好きなんですがもうそろそろ連勝街道を止めるような抗争があればもっとはねそうな予感。勝ったのはHOOKでしたが完全にマーシャルの試合。
☆1、82
【ハウスオブブラック対デストライアングル&エリック】
入場でおなかいっぱいになるようなかっこよさに情報量、そして試合も素晴らしく文句なしの1戦でした、マシューズとペンタ、マラカイとPAC、エリックとブロディと対立構図が浮き出つつ6人タッグとして見事作り上げた良い試合でした。マシューズとエリックはAEWデビューの1戦だったけど異様なほど溶け込んでたね。
☆☆☆☆4
【エディキングストン対クリス・ジェリコ】
エディが先手で放ったハーフネルソンスープレックスが頭から突き刺さってびっくり。
互いの持ち味が遺憾無く発揮されエディの爆発力をジェリコがさらに増加させ最後は意外なストレッチプラムで決着。3を取るんじゃなくギブアップでジェリコから勝利したのはかなり大きい。
今後の行方も気になる1幕も有りましたしPPVのファイアスターターとなった1戦。
☆☆☆☆4、41
【AEWTAG王座戦 (c)ジュラシックエクスプレス対レッドラゴン対ヤングバックス】
3wayとなったタッグ王座戦はレッドラゴンとヤングバックスの協力関係によりジュラシックエクスプレスは崖っぷちに。だけどジャングルボーイのタフさにルチャサウルスが呼応し一気に爆発!の所でレッドラゴンとヤングバックスの亀裂もあり最後はどのチームが勝ちをとってもおかしくない様な戦況からジュラシックエクスプレスが畳み掛け激勝。
タッグとしての完成度、3wayとしての完成度、試合としての完成度、全てにおいて素晴らしい1戦でした。
MOTN
☆☆☆☆☆5
【フェイスオブザレボリューションラダーマッチ ウォードロウ対キースリー対リッキースタークス対パワーハウスホヴォス対クリスチャン対オレンジキャシディ】
パワータイプのウォードロウ、ホヴォス、キースにスピードのスタークス、テクニックのクリスチャン、ジョーカーのキャシディとバランスの取れたラダーマッチではスタークスやキャシディがスポットを、パワーの3人が暴れるなか暗躍したクリスチャン。ラダーマの使い方は流石の一言。
最後はウォードロウが全てをなぎ倒し勝利、皆が存在感あったしちょうど良い配分のラダーマッチでした。
☆☆☆3、58
【Tbs王座戦 (C)ジェイドカーギル対タイコンティ】
ジェイドの入場がかっこよすぎた。タイちゃんのあのフェイスペイントはなんなんでしょう。
前の試合が良かった分ちょっと薄く見えてしまった試合。勿体ない。
☆☆2、64
【ドッグカラーマッチ CMパンク対MJF】
パンクはROH時代の曲で入場。(まじで分からなかったから新テーマかと思ったわよ…)
MJFの入場も最高にMJFしてて大好き。
MJFの魂のプロモで一気にMJFの試合なるかと思えばそうはさせないパンクが怖い。
ウォードロウの反旗も有り色々物語が進んだ1戦、両者の次の物語が楽しみです。また巡り会うのかな…
☆☆☆☆4、82
【AEW女子王座戦 (C)DrブリットベイカーDMD対サンダーロサ】
1年振りとなる両者の試合はタイトルマッチ。にしては少しアッサリ目に感じた1戦でした。個人的には物足りなさ過ぎです。
☆☆2、71
【ジョンモクスリー対ブライアンダニエルソン】
柔と剛のような全くタイプの違う2人が織り成す至高の作品。
最後は関節返しのロールアップをダニブラに決めるモクス、目には目をテクニカルにはテクニカルと言わんばかりのフィニッシュでした。
まさかのリーガル卿登場はビビりましたがサプライズに負けない名勝負でした。
☆☆☆3、92
【アリン&ゲバラ&スティング対AHFO】
トルネード戦ならではの混沌さにテーブルクラッシュ祭りが最高でしたスティングの体の張りっぷりがすごかったしAHFOも人海戦術をしてたしとにかくハチャメチャなタッグ戦で楽しかった。
☆☆☆3、55
【AEW王座戦(C) ”ハングマン”アダムペイジ対アダムコール】
あまりに濃すぎる試合が続いたRevolutionPPVを締める試合は2人のアダムによる王座戦。
観客のLET'S GOAdam‼️チャントから試合が進むに連れてチャントが枝分かれして行く様が凄く美しかった…
コールのリズムにハングマンの頑張るマンっぷりが見事に噛み合い、最後の掟破りのTheBoom!からのバックショット連打は痺れました。
出来ればもう一度みたい、色んな試合形式で見てみたいと思った試合でした。
☆☆☆☆4、92
【あとがき】
間違いなく年間ベストを狙える神興行だったけど個人的に濃すぎる試合が多くて割を食ってしまった試合もチラホラ見えるのですがそれがあっても素晴らしいPPVでした。
総括 ☆☆☆☆☆☆6