”伊藤対瑞希”LORDtoハッピーエンド


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8月14日土曜日

東京プリンセスカップ準決勝

伊藤麻希瑞希

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壮絶だった。

伊藤さんを初めて見たのは2018年代の週プロ。当時の自分は女子プロレスは見ることはほとんどなく見るのはWWE女子戦線だけだった。

パラパラと週プロを読んでいる時にいつも目に止まっていたのが”戦うクビドル”伊藤麻希の姿だった。

そして2019年。伊藤さんはフラッグシップタイトルであるプリプリ王座に挑戦,場所は1・4後楽園山下実優との大1番。

自分は現地ではなくAbemaTVで見ていましたが試合は山下さんの完勝,会場も山下コール1色なのがとても印象に残ってます。

そして2021年。衝撃のAEW参戦,プリプリ王座挑戦などどんどん飛躍し活躍した伊藤さん。

2019年の伊藤麻希を2020年の伊藤麻希が飲み込み吸収した結果が2021年の伊藤麻希

そして行われた東京プリンセスカップ,負傷するもBEST4まで進出した伊藤,相手は3連覇がかかっていて尚且つ王者を下した”化け物が認めた化け物”瑞希
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試合はハイペースながらもしっかりと土台は作ってあり伊藤は腰を集中的に,瑞希は独自のペースで掌握しようとするも伊藤の冴える腰攻めが効いて行く。


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だが試合中盤個人的にギアがかかったのはここだった。それは伊藤が負傷した顔を抑え始めたあたり,そこから瑞希の果てしない顔面攻め,えげつなく,尚且つ的確で恐ろしい瑞希の攻撃。

雪崩式,正調式で決まったキューティスペシャル。正直決まるかと思った。それほどまでに説得力のある一撃だったからだ。

だがフォール出来ない,ブリッジが効かない……

伊藤の腰攻めの真価が見れた。

両者手を掴んでのエルボー合戦,負けたくないという意地の張り合い。こういうのは大好きだ,

そしてこの壮絶だった試合を制したのは

”新時代のカリスマ”伊藤麻希


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試合後のマイク。瑞希はノーマイクで伊藤に優勝を託す。伊藤は瑞希に感謝を述べる。これはやばいので動画で見て欲しいです。

https://twitter.com/W_UNIVERSE2020/status/1426414953469075464?s=19

”化け物”狩りを果たした”化け物”瑞希を撃破した”新時代のカリスマ” トーナメント最終章は大怪獣との大1番。

2019の伊藤麻希はもういない。勢い付いたカリスマの”ハッピーエンド”に期待します。